ライトハウスライブラリーとは
1958年(昭和33年)に創設者高尾正徳が松江市西川津町に目の不自由な子どもたちの養護施設島根ライトハウスを建設しました。1962年(昭和37年)には、島根ライトハウスの隣接地に点字図書館ライトハウスライブラリーが建設され、それが原点となっています。その後、移転、改築を経て、県内の視覚障害者を支援する拠点施設として現在もその役割を果たしています。
法律上では、身体障害者福祉法 第34条における「視聴覚障害者情報提供施設」となります。点字図書、録音図書の貸出をはじめ、見えなくても見えにくくても豊かに生活を送ることができるよう、相談に応じたり、様々な訓練の実施、便利な道具や機器の紹介、関連情報の提供などを行なっています。
その他、関連用具の販売、各種文書の点字化・音声化や点字名刺の製作、目の不自由な方に対応した点字ブロックや道路・建物などの設計相談対応、福祉専門職をはじめ各種学校や公民館、企業等への講師派遣なども実施しています。
また、目の不自由な方のサポートネットワークである「島根ビジョンネットワーク」にも参画し、関連団体・施設と連携しながら、目の不自由な方のサポートを行っています。島根県内で、見ることにお困りの方であれば、どなたでもご利用いただけます。どうぞお気軽にご連絡ください。
1958年(昭和33年) 2月 島根県盲人協会、島根県盲教育後援会を中心とした「島根ライトハウス設立準備会(代表者:高尾正徳)」が発足
1959年(昭和34年) 3月 「島根ライトハウス」が社会福祉法人として認可される
1962年(昭和37年) 8月 点字図書館「ライトハウスライブラリー」(島根県松江市を開設。初代施設長に高尾正徳氏)
1971年(昭和46年) 5月 ボランティアスクール開講
1972年(昭和47年) 5月 県立盲学校旧校舎(松江市南田町)を島根県より借り受け 点字図書館分館(盲人福祉センター)として開設
1972年(昭和47年) 7月 高尾正徳 日本盲人会連合会長に就任(4期8年)
1981年(昭和56年)12月 オリジナル情報誌 声の便り「虹」創刊
1982年(昭和57年) 7月 点訳・朗読・ガイドヘルパー等のボランティア団体を総括し「ライトハウスボランティア連絡協議会」が発足
1984年(昭和59年) 4月 点字図書館(松江市南田町)を全面改築
1990年(平成2年) 5月 創設者高尾正徳(当時理事長)逝去
2008年(平成20年) 4月 ライトハウスライブラリー 現在地(松江市南田町)に全面改築
2010年(平成22年) 4月 全国視覚障害者情報提供施設協会が視覚障害者情報総合システム「サピエ」の運用を開始
2012年(平成24年) 7月 ライトハウスライブラリー創立50周年記念事業を実施
2015年(平成27年)10月 高尾正徳生誕100周年記念企画展を松江テルサで開催
2019年(令和元年)12月 文部科学省から「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞
〒690-0884
島根県松江市南田町141-10
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