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施設長交代のご挨拶

令和4年4月1日付けで施設長が交代しましたので、新旧の施設長からご挨拶を申し上げます。

退任のご挨拶

                          前施設長  荒木 聡

 ライトハウスライブラリーの施設長を7年間務めさせていただきました荒木 聡です。この度、施設長を退任することとなり、新任施設長を金山和佳に引き継ぐこととなりました。

 7年前に就任した当時はそれまで勤めていた職場とは仕組みや見るもの聞くものみんな初めてのことだらけで、とにかく無我夢中、全力集中、そして日々これ改善の精神で仕事に向き合ってまいりました。

 仕事を通じて強く感じたことは点字図書館の運営を支えていただいているのはボランティアの皆様の活動であり、皆様のご協力なくしては遂行できないといっても過言ではないということでした。この間のご支援に改めて心から敬意を表し感謝申しあげます。

 また、視覚障害当事者団体の活動のお手伝いを通じて多くの方々との出会いがあり、当事者の方々のご労苦やそれを乗り越えてこられた強靭な「力」を目の当たりにする度に敬服いたしました。団体の活動や発展に少しでもお役に立てたならばこれに勝る喜びはありません。

 ボランティアの皆様のお力添えをいただけますよう環境をより整え、また、視覚に障害をお持ちの皆様の生活の質向上や読書環境の改善につながるよう今後とも努めてまいりますので、後任の施設長をはじめ職員ともどもどうぞよろしくお願い申し上げます。

新任のご挨拶

                                          施設長 金山 和佳

  4月より荒木前施設長の後任としてライトハウスライブラリー施設長を拝命致しました金山 和佳(かなやま わか)です。どうぞよろしくお願いいたします。

 ライトハウスライブラリーが昭和37年に創設されて、今年で60年を迎えます。この節目にあたり、この情報提供施設を未来へ引き継ぐお手伝いをさせていただくことに、本当に縁を感じます。

 歴史を継いでいただいた施設長や職員をはじめ島根ライトハウスの園生や当事者のみなさま、多くのボランティアや支援者の方々に支えられ、今日のライトハウスライブラリーがあります。

 コロナ禍で行事が中止・延期となり、皆様と直接お話をする機会が制限され、お一人お一人の暮らしの様子が伝わりにくい中で、点字図書館、視覚リハビリテーションや生活支援でもっと出来るサービスがあるのではと感じました。

 利用者のみなさま、ボランティアの皆様の声をどうぞ寄せていただき、職員とともに私のこれからの一歩、次の一歩としていきたいと思います。

 いつでも視覚障がい者の皆様のよりどころである施設として手をつなぎ、声の届くライトハウスライブラリーとして、皆様と一緒に歩み続けていけるよう、精一杯努力してまいります。今後もご指導いただきますようよろしくお願い申し上げます。